日々気持ちの整理がつかなくてすぐにカリカリしてしまったり、感情的になることはありませんか?ひどい時には寝れなかったり、精神的にしんどくなることもあるんじゃないでしょうか?
少なくとも私にはあります。
特に仕事でうまくいかない時には大いにありあす。
約1年ほど前に役職者や上司と自分の考えが一致しないと感じた時に自分を責め、精神的に苦しい時期がありました。彼女へホワイトデーのお返しをあげたのですが「死んだ顔をしているよ。」と絶妙に血の気のない顔を撮られた記憶もあります。直近でもしんどそうな顔をしているといつも「あの時を同じ顔をしているね。」といじられることもあります。
そんな時に「書く瞑想」というものに出会いました。
古川武士さんという方が著者です。
元々、文字に起こすと気持ちがスッキリするなーと昔から思っていたところがあり、気になる中身だったので買ってみました。
本には
・なぜ書く瞑想が有効なのか
・取り組み方法(デイリー、マンスリーなど)
・継続的に行うことのメリット
など体系的に理解できるような構成となっております。
私が気に入っている理由としては
・毎日15分という短い時間で行えるやり方であること
・瞑想的に書くことで普段では思い浮かばない自分の思いに触れられること
・感情を書くことを重要視していること
です。
1つ目の「毎日15分という短い時間で行えるやり方であること」は、
放電ログ(3分)→放電セルフトーク(4分)→充電ログ(3分)→充電セルフトーク(4分)
の順で行う結果が15分です。
放電とは自分のマイナスなこと。充電とはプラスなこと。
ログには前日やその日のマイナスやプラスなこととその感情。
セルフトークには「今自分にとって辛いこと」もしくは「今自分にとって楽しいこと」を書きます。
放電→充電の順に書くことで書き終わった後が晴れやかな気持ちになれるためこの順番でやることを筆者は推奨しています。
ただ書くだけでも、誰かに話を聞いてもらったのと同じような感覚になります。
2つ目の「瞑想的に書くことで普段では思い浮かばない自分の思いに触れられること」は、
主にセルフトークの際に、書き続けていると想いもよらない思いが欠けてきます。
例えば、自分は会社に対してイライラしていると思っていたけど、実は書き殴ってみると、自分が自由に過ごす時間(趣味とか。最近の自分にとってはパン作りとか)がないことが心の余裕のなさにつながっていたんだなーと気づきが得られたことがありました。
そんな風に、自分が思いもしなかった感情に出会うことができた時に自分の習慣を変えることができれば、立派なストレスコントロールになります。
3つ目の「感情を書くことを重要視している」は、
今までも悩んだ時には自分の気持ちを整理するために何が自分にストレスを与えているのか紙に書き出すことをしていましたが、あくまで事実。仕事が上手くいかないとか。
しかし、人間は感情の生き物であるため、自分の感情を理解しないとそれをコントロールすることができないと書いたあったような気がします。(ここは曖昧ですみません。)
そのため、仕事が全然上手くいかなくて辛いとか上司が全然理解していなくてムカつくとかそう言う感情を書いていくことが自分のストレスコントロールにつながります。
私もこの習慣を行うことで、自分はどんな出来事や外的なストレスにマイナスな感情を抱きやすいのか、逆にプラスの感情を感じるイベントや過ごし方にはどんなことがあるのかを始める前と比べると認識できるようになり、マイナスは少なく、プラスを多くできるような時間の使い方を意識することができるようになりました。
その結果の1つとして、19時〜20時まで残業していた毎日が今では定時で帰れる日が多くなり、遅くても18時半には退勤できるような業務管理もできるようになりました。そして、プライベートを過ごす時間や親しい人と過ごす時間が増えたことで、精神状態としては闇の時期を越えることができたと思っています。もちろん、これ以外に相談に乗ってくれたたくさんの大切な人のおかげでもありますが。
昨今、”マインドフルネス””瞑想”というワードが世の中に多く飛び交う社会となったような気がしますが、「”書く”瞑想」と少しアナログな方法も活用しながら、自分の心を見つめ、より良い人生を目指していきましょう。
よかったらぜひ「書く瞑想」調べてみてください。
この内容には私が実践しているやり方に落とし込んだ上の内容となっているため、本の内容と相違のある点もあるかと思いますが、その点はご了承ください。
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